
MVNOとよばれる格安SIMですが、1番のメリットが毎月の料金の安さではないでしょうか。
とにかく毎月の料金が安いです。もちろん契約するプランによりますが、データ通信であれば3GB程度で900円ほどで、10GB程度でも2,500円ほどでドコモやau、ソフトバンクなどの大手キャリアと比べると半額以下どころか4分の1程度になります。
これも通信料金の安さに匹敵するほどのメリットだと思います。
大手キャリアでは2年縛りとよばれる契約期間の縛りがあり、期間内に解約すると10,000円前後の違約金が発生してしまったり、違約金が発生しないように解約しようとしても解約する期間が限られていたりするので、解約のタイミングを考えて解約しないといけません。
その点、格安SIM スマホの場合は1ヶ月単位の契約となるので実質契約期間に縛りがありません。
ただし、音声通話契約の場合は1年以内に解約すると違約金が発生したりしますが、1年以上契約していれば縛りはなくなります。
自分に合わないなとか、今使っている格安SIMよりも魅力的な会社があったりして解約したいと思ったらすぐに解約することができるのが格安SIMのメリットです。
当然のことながら格安SIMでは@docomo.ne.jpなどのキャリアメールが使えません。
しかし、まったくメールが使えないわけではありません。
キャリアメールが使えないというだけで、gmailやyahooなどのフリーメールは使うことができます。
最近ではLINEなどのアプリを使う人の方が多いのでそれほど大きなデメリットではないかもしれません。
SMSとよばれるショートメールは格安SIMでも使うことができます。
ドコモやauなどの大手キャリアには定額で通話し放題となる話し放題プランがありますが、格安SIMには通話し放題のプランがありません。
しかし、話し放題プランの採算ラインが120分(2時間)前後なので、仕事などで毎月よほど電話をかけまくる人以外はそもそも通話し放題プランにするメリットがありません。
最近では、格安SIMでも話し放題プランではありませんが、毎月定額で一定時間内の通話が何度でもかけられる通話定額のオプションが増えてきているので、通話が多い人は通話定額プランを利用するのもいいと思います。
格安SIMというと通信エリアが狭くて圏外になったりするんじゃないかと心配している人もいるかもしれませんが、ご心配はいりません。
格安SIMのほとんどが、docomoやauなどの通信網を借りて運営しています。つまり、データ通信(通話)エリアはドコモやauとほとんど変わらないということです。
なぜ、ほとんど同じという表現を使ったかというのは、厳密にいうとまったく同じではないのですが、99%同じエリアと考えて問題ありません。
かけ放題プランがないのが不安という人は、目安として毎月2時間以上電話をかけまくることがなく、@docomo.ne.jpなどのキャリアメールがなくても問題なければ大手キャリアと使い勝手は変わることなく格安SIMのメリットを受けることができます。