メイン利用のMVNOシェア、2019年は12.3%、2014年は1.6%、5年で10.7ポイント増
格安SIMをメインで使っているという人は、12.3%とまだまだ少ないですがここ5年間で10%以上増えています。
実感としてはもっと多い気がしますけど。
格安SIMに興味はあるけれど、PTA活動や自治会活動などでドコモやauなどのキャリアメールが必要で格安SIMになかなか踏み切れないという人も多いと思います。
2台持ちをすれば解決できるのですが、2台を持ち歩くのはなかなか面倒なものです。
そんな人におすすめは、ドコモの通話用SIMと格安SIMのデータ通信用SIMをDSDS機で使う方法です。
それぞれの目的を簡単に説明すると…
ドコモ通話用SIMは、通話とドコモメール用に使用します。格安SIMはネットなどのデータ通信用に使用します。メールの送受信もこちらのSIMを使うことになります。
ポイントは、ドコモの通話用SIMで取得したドコモメールを格安SIMで運用するというところです。
正確に言うと、ドコモ通話用SIMでSPモードを契約してドコモメールを格安SIMのデータ通信で運用するわけです。
今まではこの2枚のSIMを使うには2台持ちをしなければいけませんでしたが、DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)機の登場で2台持ちをしなくてもよくなりました。
DSDS機とは、デュアルSIMデュアルスタンバイ機のことで、2枚のSIMで2回線の通信を同時に待ち受けすることができるスマホのことです。
簡単に言うと、2台の携帯が1台になったと考えてもらったらわかりやすいかもしれません。
料金的には、通話用のSIMも格安SIMで契約した方が安くなりますが、その差額は500円ほどです。
ちなみに、格安SIMでの通話SIMは月額700円ほどで、ドコモは1,200円(SPモード含む)です。ただし、ドコモの場合は2年契約となるので注意してください。
この差額500円でドコモメールが使えると考えれば、高くないのではないでしょうか。