阪神高速の料金が、2017年6月3日より実質値上げとなりました。
阪神高速の通行料金は、2017年6月3日から通行料金が改定されましたので、走行される際は注意してください。
ETC車載器による通行の場合、通行距離によって普通車で300円~1,300円、大型車の場合390円~2,040円となっています。
2017年6月3日までの阪神高速の通行料金
圏域 | 営業距離 | 普通車 | 大型車 |
阪神 | 6.0km以下 | 510円 | 1,030円 |
6.0km超〜12.0km | 610円 | 1,230円 | |
12.0km超〜18.0km | 720円 | 1,440円 | |
18.0km超〜24.0km | 820円 | 1,650円 | |
24.0km超 | 930円 | 1,850円 | |
京都圏 | 距離にかかわらず均一料金 | 460円 | 930円 |
今回の料金改定では通行区分も変わり、軽自動車・二輪車、普通車、中型車、大型車、特大車の5区分になりました。
現金での通行(ETC車載器を搭載していない車による通行で料金所でETCカードでの支払いも含みます。)の場合は、一部該当しない区間はありますが、ほとんどの区間で一律普通車が1,300円、大型車が2,040円となり、ETCでの通行する場合の最大料金と同じ料金設定となっています。
これは1区間の走行でもこの料金となり、たとえば普通車での通行の場合ETCなら300円ですむ料金が現金だと1,300円となってしまいます。
このように現金による通行料金の支払いはETC車載器による支払いに比べ割高な料金設定となっています。
2017年6月3日午前0時から行われる今回の料金改定で、対距離制を基本とした料金体系へ整理・統一されました。
具体的にどういうことかというと、ETC車載器での支払いの場合は、普通車で通行する距離により300円~1,300円となり今まで短い距離を通行していたユーザーにとっては値下げとなりますが、長い距離を通行していたユーザーにとっては値上げとなりました。
しかも、ETC車載器を使わない現金での支払いの場合は普通車で一律1,300円となり大幅な値上げとなっています。
年間数回しか阪神高速を利用しないというサンデードライバーなら年間で考えるとそれほど大きな影響はないかもしれませんが、仕事で使う社用車や営業車となると毎日のこととなり大きな経費アップとなってしまいます。
2017年6月1日からの通行料金(阪神間)
車種区分 |
ETC料金額 (下限~上限) |
現金車料金額 |
軽・二輪 | 270円~1,070円 | 1,070円 |
普通車 | 300円~1,300円 | 1,300円 |
中型車 | 310円~1,380円 | 1,380円 |
大型車 | 390円~2,040円 | 2,040円 |
特大車 | 460円~2,600円 | 2,600円 |
サンデードライバーならそれほど大きな影響は受けないかもしれませんが、仕事で阪神高速を使う人にとっては大きな経費アップとなってしまいました。
しかし、大きな経費アップとなったこの値上げですが、ETCを使うことでその経費アップを抑えることができます。
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